皆さま初めまして。現在、長野県は長野市中条に本社を置き、長野市安茂里で介護保険事業を展開しています。少子高齢化。長野市は中心部と山間の農村と人口の割合、高齢化率が異なります。山間の農村では、高齢化率が５０％に近づき、若い人は中心部や都市部へ出てしまいます。空き家や空いている田畑があります。本社がある中条も山間の農村であります。

　高齢者介護。長野市安茂里で小さな通所介護を２か所運営しています。特に一日のメニューは決めず、その日ご利用される方々に「今日は何をしますか？」と聞きながら、一日を過ごしていただいています。昼食を一緒に作る方。足りない材料を一緒に買い物にも行きます。手芸であったり男性では、車のタイヤ交換や内装の模様替えをお手伝いいただいたりしています。いつまでも「必要とされる」方であってほしい。そんな思いで、日々の「やりたいこと」を行うことが、機能訓練であり、生きがいであり居場所作りであると考えています。時折近所をお散歩や軽い運動など、機能面そして生活面でもスタッフが必要な時に必要な量のサポートを実践しています。

　居宅介護支援（ケアマネジャー）。ご利用者の「代弁者」として一番ご利用者の気持ちを理解し、何を望んでいるのか？をいつも考えています。マネジメントはどういうことなのか？ご利用者にとって何をマネジメントするのか？ご家族とご利用者にどんな問題が起こっているのか？それをどのように解決するのか？

　ケアマネジメントがご利用者の今後を決める重要な仕事。しかし、大変な分、ご利用者やご家族の喜ぶ顔を一番に見れる仕事でもあります。スタッフも大変ですが、ご利用者・ご家族が安心して「自宅」で生活できた時の喜びを味わい、日々ご利用者の「代弁者」になれるようマネジメントを実践しています。

　限界集落？！長野市中条地区。本当に「限界集落」というお店があるんです！

　高齢化率は３０％を超え５０％に近づいています。地区の人口は１６００人。長野市の中心部からは車で３０分とそれほど遠い場所ではありません。しかし・・若い人が減っています。今一番元気な年代は６０代から７０代かもしれません。空き家もあります。そして休耕田もあります。

　地域福祉としてこの中条地区を盛り上げたい。そして、高齢の方も住み慣れた「自宅」で元気にそして安心して住み続けてほしい。そのためには、近所に住む若い人が必要であり、支える介護施設が必要であり、一緒に田畑をやってくれる人が必要と考えています。

　これから私たちも、中条地区にも小さな居場所と支える場所を作ります。そして、ぜひこの中条に住み、一緒に支える方を待っています。自然豊かです。住んでいる人は皆親切です。子供を育てるにも良い環境です。保育園の待機もありません。

　一緒に長野市中条で住むことで、中条の地域を支える人になりませんか？

株式会社ながの地域福祉サービス

代表取締役　小　林　俊　之

　病気やケガまたは年相応に身体などの能力が減っても、住み慣れた自宅、思いで多い地域で、いつまでも「自分」を持ち、最後まで生きる幸せを感じてほしい。

　介護認定、障害者手帳を持った瞬間に、なぜ普通の暮らしの権限まで制限されなくてはならないのか？認知症と診断されて瞬間に、今までできていたことすら「危険」というレッテルで何もさせてもらえなくなるのはなぜなのか・・・

　私たちは、その人にとって必要な時に必要な量の支援を行う事によりその人が今までと変わらない生活を送れるよう、また病気にならなければ「やりたい」ことがあれば１００％とはいかずとも、可能な限り叶えていきたい。そのために、その人の黒子としてサポートすることを目指しています。

　一緒に住む家族。遠方に住む家族。家族の想いや愛情はどんな状況になろうと変わらないと考えています。しかし、家族にも家族の生活がある。愛情がある分心配も多くなります。私たちは、例えばお一人暮らしの高齢者の方が認知症になったとしても、黒子として関わることで、本人も病気になる前とできるだけ変わらない生活が送れることで、家族の心配を減らすことが出来ると考えています。いつまでも元気で住み慣れた地域で居るならば、近くにいない寂しさはあるけれども、安心できるにではないでしょうか。

　そして、いつまでも住み慣れた地域で暮らす事。それは、地域の役割を出来る限り行う事。いつもでも必要とされる役割があるということ。それは、地域を保つために必要であり、地域を育てるためにも重要な役割があるということ。

　私たちは、地域で暮らす幸せが続けられるように、その人の生活と共に必要とされる幸せにお手伝いをしつつ、地域を活性化される事業を「黒子」として支えることを目指しています。